フィリピンで株取引の証券投資口座を開設してみた!
株式投資をするならフィリピンが有望!
GDPが3,000ドルを越し、ムーディーズBaa2やS&PがBBB、フィッチも格上げしてBBB-と投資適格国になったフィリピン。(2016年1月現在)
ムーディーズは、フィリピンを「アジアのライジング・スター(アジアの成長株、アジアの希望の星)」と評するようになっており、近年のフィリピンの高成長、財政収支・規律改善、対外負債縮小、政治的安定などを評価している状況。
最近では、特に、政府デッド・サービス(債務元利返済額)対GDP比率や対歳入比率の急低下(詳細別掲)などを高く評価していることなどから、格付引き上げの期待が一段と高まっている。
GDP成長率も5~7%台と高い水準を維持しており、海外就労者(OFW)の送金寄与もあって経常収支が黒字を継続していること、対外支払い能力が強化されている、GDPの10%に上るOFWからのドル送金により、ドルペソ為替が安定していることも魅力の1つ。
いまのフィリピンは、日本の1960年代のような感じであり、これから高速道路や鉄道路線がどんどん整備されてくる状況。ご存知の通り日本は1960年代より高度経済成長期に入り、株価もどんどん上がっていきましたが、これからのフィリピン株価は、どんどん上がる可能性が非常に高い状況です。
こんな中で投資しない手はありません!お金を増やす方法には、自ら働く、人に働いてもらう、投資するといった手法がありますが、投資するのは基本中の基本。負けない投資をしていくことが重要です!
日本株のように成熟した経済の中での株式投資よりも、東南アジアのようにこれから経済成長が期待できる国で株式投資をした方が勝つ確率が高いに決まっていますが、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピンと東南アジア主要国を見渡してみると、「これから大きく成長する」という観点からは、フィリピン株への投資が最も有望だと考えています。
というわけで、フィリピンの証券会社にフィリピン上場企業の株式取引のための証券口座を開設してみました。
フィリピンで証券取引口座を開設する方法
フィリピンで株式取引を行いたい場合は、まずは口座開設をしないといけません。フィリピンにはいくつか証券ブローカーが何社かありますが、やはり大手で証券口座開設を開設した方がなにかと安心なので、今回は大手で口座を開いてみました。
大手で有名なのは、岡三証券と提携したRCBC証券(フィリピンの大手銀行リサール商業銀行(RCBC)系列の証券)、もしくはBPI Trade(フィリピンの大手銀行リサール商業銀行のBank of the Philippine Islands銀行系列の証券会社)になると思います。
今回はネットでも口座開設できそうなBPI Tradeで口座を開設してみました。
口座開設の手順は以下の通りになります。
1.ネットの「証券口座開設ボタン」をクリックして必要事項を埋める。記入終了後、プリントアウト。
2.身分証明書のコピー1部を用意する(パスポートのコピー等、顔写真とサインが一緒に写っている公的な身分証であれば何でも良い)
3.FATCA(Foreign Account Tax Compliance Act)用紙
上記を近くのBPI銀行の支店もしくは、BPI Family Savings Bankの支店、もしくは、BPI Securities, 8th floor BPI Building, Ayala Ave corner Paseo de Roxas, MakatiにあるBPI証券(BPI Trade)へ持ち込む。
とここまで書くと分かりますが、フィリピンの証券口座はフィリピン在住者か、フィリピンに定期的に来れる方ではないと作ることができません。
※注:私の場合は特殊な事情があって口座を作ることができました。
フィリピンの海外駐在員、フィリピンへの出張者、移住者であれば、証券口座を作ることができるわけですが、意外と落とし穴があります。
油断しているとなかなか口座開設ができませんので注意して下さい。
以下は、私が証券口座を開設した時にハマった落とし穴です。
書類不備があっても連絡してこない
BPI銀行の支店へ必要書類を持参し、何日で口座開設できるかを聞いたら3日で口座開設のメールが来るということでしたが2週間経っても来なかったので、支店に行ったところ、なんと内容の不備で書類は支店に送り返されていたとのことでした。
日本ならば、不備があった時点で何らかの連絡があって然るべきですが、ここはフィリピン。そこまで親切ではありません。そのため、もし予定日に口座が開設されないようであれば、自分で状況を確認していかないといけません。
私のケースでは、想像だにしない書類の不備で戻されていました。
それは・・・
証券口座開設時のサインは、漢字では受け付けてくれない
サインなんて何語だろうが良いはずなのですが、アルファベットっぽいもの、英語っぽいものではないと受け付けてくれないという驚愕の事実が、実際に口座開設申し込みをして分かりました。「っぽい」というのは、アルファベットそのものではなくても、崩したような図形のようなサインでもOKということです。
サインなんて、「サイン」なわけで何でも良い気がしますが、そうじゃないわけです。
日本人の場合は、パスポートのサインも漢字でしている人が多いと思いますので、この点を十分注意して下さい。
つまり、パスポートのサインは漢字の人は、BPI Tradingでは証券口座を開設できないということになります。(ある意味、あり得い基準なので呆れますが…)
通常は申込書にするべきサイン=パスポートのサインになるためです。
もしパスポートのサインが漢字の場合は、フィリピンの運転免許証(日本の運転免許証があれば比較的簡単に取得できる)か、会社の身分証を英語のサインにして、そのコピーを提出する必要があります。
FATCA(Foreign Account Tax Compliance Act)用紙は、BPI Tradeのホームページからダウンロードできない
FATCAとは米国の法律で提出義務付けられているものです。内容はそんなに難しいものではなく、単にNOの項目にチェックを入れてサインをするわけです。
この書類は、必須提出書類なのですが、BPI Tradeのホームページからダウンロードできません。
この書類は、BPI銀行にもありません。
入手するためには、BPI Tradeに問い合わせをメールをして、ファイルを送ってもらう必要があります。
しかも、ホームページの申し込み必須書類の一覧には書いていないので、BPI銀行の支店に書類を持参して、FATCAが必須であることを伝えられます。
ほんとに洗練されていない申込み体制で、いい加減なフィリピンらしいです。
口座開設申し込みから開設完了までの期間
もしスムーズにいけば、約1週間で口座開設が完了するでしょう。私の場合は、約1か月かかりました。
口座開設が完了すると、Eメールで口座開設完了の連絡が来ます。
このメールに、お金をどうやってBPI Tradeの証券口座へ入金するのか、4つの選択肢が書いてあります。
振込み等の入金方法が書いてありますが、一番簡単なのはBPI銀行からオンラインで送金する方法です。
BPI銀行口座があるとBPI Tradeの証券口座への送金が簡単にできるので便利
結論から言うと入金する場合は、この方法がベストなのですが開設するまでが、分かりにくくて大変です。
まずBPI銀行側でEnrollを行います。この手続きの方法は口座開設完了のメールに書いてあります。Enroll完了から3営業日にようやくBPI銀行側でBPI Trade用のSaving Account口座が開設されます。
資金の移動はBPI銀行側のSaving Accountから、BPI Trade用のSaving Accountへ移すことによって株式投資用の資金移動が完了します。
BPI銀行からBPI Trade証券口座への送金反映は翌営業日になる
ここも発展途上のフィリピンらしいところですが、送金の反映は翌営業日になってしまいます。ですので、あらかじめBPI Trade証券口座に資金を入れておかないと、投資したいタイミングを逃すことになります。
こんなわけで、フィリピンで株式投資口座を開設するには、いろいろな罠があることが分かったと思いますが、口座開設後は、いよいよ投資開始です!
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コメント一覧
フィリピンの現地証券会社へ口座開設を考えている者です。ここには載っていませんが、口座開設がネットで可能で試みるも非常にハードルが高くサポートを使わないと開設できそうにないのです。そのサポートを使うと手数料を徴収するというのです。
手数料というのはフィリピンという国の特異な文化でどの証券会社も必要なのであれば仕方がありませんが、手数料不要で、口座開設にサポートしていただける証券会社があれば教えてくれませんか?